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母さんのお庭ではボクは自由にしていてよかった。
鎖に繋がれたのは初めて来た日の数時間だけ。
後は首輪はしてるけど繋がれてはいない。
母さんは門も裏口もちゃんと鍵をかけて、ボクが勝手に門を開けて外に出ないように気をつけていたけどね。
自由度はかなり高いって言うか、家に入れない以外ほぼ100%自由だった。
ボクのこと信用してるのか、ただの放任主義なのか。
ボクはしばらく新しい家族を観察することにした。

ごろん



母さんの家に来てから4日目。
昨日と同じように朝早く散歩に行ってご飯を食べた。
そして、さあ今日は何をして遊ぼうかなって思ってた頃信じられないことが起こった。
父さんと、姉ちゃん兄ちゃんはお仕事や学校に行くのは知ってたけど、
母さんまでお着替えして
「りんたろうしっかりお留守番しててね。いってきま~す!」だって???

うっそ~!!
信じられない!!
昨日までお家にいたじゃない。
ボクと遊んでくれたやん!!
なのに、突然一人なんて。
しかも、留守番っていったい・・・


ボク、この家にきてまだ4日目なんですけど!
それに、もしかしたら逃げ出すんじゃないかって思わないわけ???
これって、放任主義を通り越して、能天気または無責任って言うんと違う?

そりゃ!


ボクはあっけにとられて母さんの後姿を見送っていた。


その日一日どうやって過ごしたんだそう。
今さら思い出せないけど、みんなが帰ってきたとき、嬉しくてしっぽを振って門のところでお出迎えしたのは覚えてる。
みんなボクの頭をなでてくれて「ただいま~。いい子にしててえらかったね!」って言ってくれた。
みんなが帰ってきてくれて、ボクほんとにうれしかった。

でもさ、初めてのお留守番で庭とはいえ、一人っきりで野放し状態なんて、
これってある意味すごい賭けだと思うんだ。
だって、この時ボクはまだ心の底から母さんちの子になるって決めてなかったんだもの。
もしかしたら、ママちゃんが迎えに来てくれるかもしれないし、
脱走なんてスリリングなことするかもしれないじゃないか。
母さんだって、まさか絶対逃げ出さないなんて、ボクのこと信じてたわけじゃないと思うんだ。
門のカギはしっかりかけてたもの。
じゃあどうして?
考えても考えてもわからないけど、
とにかくボクは誰もいないときには脱走しなかった。

そう、誰もいない時には。



次回に続く。
写真は当時のものです。
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2008.08.19 / Top↑
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